介護分野(第二運営委員会)について

「元気な高齢者がケアする必要のある高齢者を支える」をテーマに展開する「おたすけ隊」事業。
介護施設等で高齢者が「働く」・「関わる」機会を確保することで、介護専門職の方々の負担軽減と入所者にとって親近感のある身近で寄り添える存在として、入所者等のQOL(クオリティオブライフ)向上を目指し、高齢者がデイサービス事業所等で活躍することを目指しています。
具体的には、前年度のアンケート調査の結果をもとに、講習会・就業機会確保のための営業活動を実施。今年度は、より多くの介護施設等に働きかけ、「有償ボランティア」「無償ボランティア活動」も含めた活動の拡充を行う予定です。年度当初より、新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、介護施設等では入所者、利用者への感染防止などのために、「おたすけ隊」の活動や啓発を停止せざるを得ませんでした。
介護施設等では人材不足に拍車がかかり、コロナ禍の鎮静化とともに、人材確保の必要性が高まり、本事業に対する理解も高くなりってきました。
このような状況を踏まえ、今年度は提案型の営業活動の実施とコロナ禍対策をテーマに、介護施設等における高齢者の「働く」・「関わる」機会を確保していく計画です。
1.チラシ等による、啓発活動
 「おたすけ隊」参加者の確保と高齢者施設等への就労機会確保に係る営業活動を、事業スタッフと「おたすけ隊」メンバーが役割分担して展開していく。
2.提案型の「おたすけ隊」活動の売り込み
 アンケート等から施設のニーズが高いと思われる作業を担うことを提案していく。
 具体的提案としては、年末の大掃除、特にガラス拭きは、施設のスタッフではなかなか手が廻らないという回答から、入所者に気持ちよく正月を迎えてもらうことができるよう施設の実情に合わせた作業を有償で提供することを各施設へ訪問して提案。
3.コロナ禍対策を理解した人材の育成
 「高齢者だから感染しないよう怪しいところ、危険なところに近寄らない。」ではなく、元気なんだから「何処にいても、何をしても感染の恐れはある。どう対処するかを学び実践する」をテーマに、「閉じこもらない、むやみに恐れない。それでも感染したら即座に対応できる自分で居る」を目指す。
 これが協働事業における「おたすけ隊」の考え方であることを、「おたすけ隊」の参加が理解できるような講習会をこれまでの研修プログラムに加えて重点的に実施していく。
4.「おたすけ隊」に男性参加者を確保する
 「おたすけ隊」は、女性の活動が中心になりがち。そこで利用してくれる施設のニーズや「おたすけ隊」スタッフの稼働性を高めるために、元気な男性高齢者の参画を促進していく。そのためには、元気な男性高齢者の介護に関する意識の刷新も必要となることから、意識改革に関連した講習会等も行う。
 この「おたすけ隊」事業は、現在、松山市内の高齢者約60名の参加者と介護施設等20施設のご協力を得て、
フルタイム・パート雇用、シルバー会員就業、有償、無償ボランティア併せて、
40名程度の就職・参加機会の確保を目指しています。

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